コーンシルク
植 物 名: イネ科 トウモロコシ
学 名: Ze a ma y s
使用部位: 花柱および柱頭
食薬区分: 食
トウモロコシは南米原産で、日本には安土桃山時代にポルトガル人宣教師に
よって持ち込まれたのが最初とされています。種実収穫の際に雌花の花柱を
採取し乾燥させたものを用います。別名を「南蛮毛」「玉蜀黍蕊」「棒子毛」、
英名で「corn silk」と言います。
伝統的医学的使用法
利尿
腎・尿路結石改善
乳汁分泌促進
胆汁分泌促進
止血
血管拡張
血圧降下
発疹
文献報告
抗糖化
抗糖尿病
利尿
抗炎症
コーンシルクは女性向け素材
抗糖化・美肌作用 むくみ改善作用
コーンシルクの糖化抑制作用
糖化と肌の老化
● 「糖化」とは、血液中の糖(血糖)との結合により体内のタンパク質が変性する
現象で、この糖化反応により生成されるAGEs(最終糖化産物)は、加齢とともに
蓄積することが知られています。
● 肌の主要タンパク質であるコラーゲンは、細胞外タンパク質であるため常に
血糖にさらされている上、生体内での代謝速度が非常に遅くAGEsが蓄積しやすい
ため、糖化の影響を受けやすいことが知られています。
● コラーゲンが糖化されるとその柔軟性が失われ、肌弾力が低下し、しわなど
肌の老化の原因となります。
肌の老化を防ぐためのポイント
1.抗糖化作用・・・タンパク質と糖の反応を抑制すること
2.血糖値上昇抑制作用・・・タンパク質と血糖との接触を抑制すること
コーンシルク文献資料
①コーンシルクの抗糖化成分
論文名 コーンシルクに含まれる抗糖化活性成分
出 典 Chem.Pharm.Bull, 2007,55,153-5
要 約 コーンシルク(トウモロコシのヒゲ)から分離したFlavonoid類の抗糖化活性を測定した結果、genistein、
alternanthin、chrysoeriol配糖体に高い抗糖化活性が認められ、抗糖化物質として知られるAminoguanidineの10倍以上強い活性であった。
②コーンシルクの抗糖化活性
論文名 メキシコ産トウモロコシ由来コーンシルク抽出物の非酵素的糖化抑制作用
出 典 Phytother.Res, 2008,22,108-12
要 約 メキシコ産トウモロコシ13品種のコーンシルク抽出物の抗糖化活性を測定した結果、多くの品種が、抗糖化物質
として知られるAminoguanidineと同等以上の活性を示した。また、その活性は抽出物のポリフェノール含量に比例した。
コーンシルクの抗糖化活性はポリフェノール含量に比例したコーンシルク乾燥エキスのポリフェノール含量は7.0%以上
コーンシルクヒト試験【血糖値上昇抑制作用】
試験方法 被害者:20~50代健常人男性6名
① コーンシルク乾燥エキス200mg、placebo(デキストリン200mg)摂取
② 30分後、市販米飯(200g)摂取
③ 米飯摂取後、経時的に血糖値測定(測定器:自己検査用血糖値測定器)
総括
⇒ コーンシルク乾燥エキスに
血糖値上昇抑制作用 が認められた
コーンシルクの美肌メカニズム
抗糖化ポリフェノール含有血糖値上昇抑制作用⇒コラーゲンの糖化抑制⇒美肌効果
